コレ!市長令和3年3月分

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ABT:今日は市長のメッセージをお届けします。浅井市長、こんにちは。どうぞよろしくお願いします。

市長:Oi, Como vocês estão?

(オイ、コモ ヴォセス エスタウン?)

みなさん、お元気ですか。よろしくお願いします!

新型コロナウイルス感染症

             

ABT:今日は、新型コロナウイルス感染症について教えていただきます。新型コロナウイルスの感染の特徴はなんでしょうか?

市長:新型コロナウイルスは本当に感染が拡大して、皆さん本当に苦しい思いをされていると思います。これまで国内で感染が確認された方のうち、重症・軽症に関わらず80%の方は他の人に感染させていません、その一方で、一定の条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。

それはどういう条件かというと、まずは密閉空間。つまり換気の悪い密閉された場所ですね。それから多くの人が密集している密集場所。3つ目はお互い手を伸ばしたら届く範囲での会話とか食事みたいな密接の場面。密閉されていて、密集していて、密接な距離にあるという条件が満たされる場所で感染を拡大させるリスクが高いと考えられます。

ABT感染を予防するためのポイントは?

市長:ポイントは大きく5つあると思います。まず1つ目はマスクをすることです。咳とかくしゃみをする時でも飛沫が飛ぶので、それを防ぐことができるし、相手の方からの飛沫も防ぐことができるので、マスクをきちんとすることが大事です。

 2つ目は、こまめに石鹸で手を洗うこと。もし手が洗えない場所ではアルコール消毒をしましょう。また、洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしましょう。ウイルスが付いている可能性がある物や場所を触ったとしても、それに触れた手指を洗えば感染を防ぐことができます。

3つ目は、人と人との距離を1m以上とってお話をする。もちろんマスクをしたとしてもやっていただきたい。なおかつ15分間以上の多くの人とお話したりするのをなるべく避けましょう。

4つ目は換気です。 距離が1m以上あっても空気の流れが十分でないと飛沫による感染リスクが高まります。お住まいのお家であるとか、オフィスなんかでも空気の流れをつくっていくことが大事です。換気回数は30分に1回以上が望ましいです。2方向の窓(できれば対角線上の2つの窓)を、1回につき数分程度全開にしましょう。

 5つ目は自分の体の健康管理です。 十分な睡眠をとって、栄養もバランスよくとって健康管理を心がけることで、免疫力を高めていくという努力が大事です。ぜひ気を付けていただきたいなと思います。

ABT感染者と診断されるとどうなりますか?

市長:症状や療養環境に応じて感染症指定医療機関への入院、自宅療養又は宿泊施設での療養となります。発症してから10日間、かつ、症状がなくなってから72時間経てば療養解除となります。 
 ただし、症状が改善しなかったり、医師が引き続き治療が必要と判断すると入院期間が長くなったり、一定の条件を満たせば、入院期間が短くなることもあります。

ABT:自宅療養となるのはどんな場合ですか?

市長:入院での治療を要しない無症状や軽症の方は、自宅又は宿泊施設での療養となります。家族に介護を必要とする方、または小さいお子さんがいる方などで、家族を残して宿泊施設での療養が難しい方、無症状又は軽症の方は、家庭内の感染防止対策を十分にとりながら自宅療養していただきます。

ABT:自宅療養中の食事や日用品の買い出しはどうすればよいですか?

市長:食事は自宅療養者のための配食サービスを無料で利用することができます。食品を含めた日用品の買い出しは、同居の家族の中で濃厚接触者となっていない方が、独居の方は友人、親戚、知り合いなどにお願いしてもらいたいなと思います。

ABT:自宅療養中に体調が悪くなったらどうすればよいですか?

市長:自宅療養中の方には、毎日保健所との連絡で健康観察をします。療養中に発熱、咳などの症状が出てくれば、保健所からの紹介で医師による診察と必要に応じて薬の処方が受けられます。

ABT:ありがとうございました。依然予断を許さない状況です。しっかり対策をし、感染しないよう気を付けていきたいですね。来月もまた、よろしくお願いします。市長:こちらこそ、よろしくお願いします。